本日は、8月6日、77年前、広島で原子爆弾が、破裂した日です。テントの中は、思考力を、なくした議員たちでした、一般の参列者は、平和公園内に、入れさせないと、なつていました。これは、思考力をなくした議員たちが、退席したあと、一般の参拝者が、入ってきたときの写真です。
ペロシの訪台、火遊びをすればやけど
いけにえ儀式の監督にやってくる金目教
祝福される戦争
黒い雨
1989年のカンヌ映画祭。今村昌平『黒い雨』がグランプリの大本命だった。審査員長はフランシス・ コッポラ。ところが突然、審査委員長を降りる。代役はヴィム・ヴェンダース。無名の新人監督ソダーバーグ『セックスと嘘とビデオ テープ』をグランプリに選び、カンヌ映画祭の関係者を驚かせた。
広瀬隆『赤い盾』の第十章「芸術の都パリの下水道」に、この『黒い雨』落選の裏側について書かれている。世界のウラン鉱山を寡占し、核兵器&原発を推進するロスチャイルド家から、広島の原子爆弾の映画に関心が集まることを許さず、グランプリを落選させるように横槍が入ったのだった。神聖な審査への介入を不服に思ったコッポラは審査員長を辞退。小品がグランプリに決定した。
・・・
体の中で、戦争は続いています
ヒロシマナガサキの扉を開く
ヒロシマを訪れた著名人のコメント集です。
私たちは新たな世界の中心になることができたはずでした。
それだけの不可逆的で悲惨な体験をしたのです。
しかし未だに「核兵器禁止条約」に日本は参加していません。
✿チェ・ゲバラ
「痛ましいのは原爆が投下されて14年たった今年も後遺症で多くの人が亡くなっていることだ」
「資料館では、胸が引き裂かれるような場面を見た」
(帰国後キューバの新聞に寄稿)
✿ヨハネ・パウロ2世
「過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです」
「ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです」
✿カストロ元議長
「何百千万の人々があの地を訪れるべきだ。あそこで起こったことを人類が真に知るために」
「あの攻撃はまったく必要のないもので、モラル上も正当化できない」
「日本国民は一言も恨みを発しなかった。それどころかそのようなことが二度と起こらないよう平和を願う記念碑を建てた」
(帰国後に国会で演説)
✿ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領
「私たちは過去から学んだだろうか」
✿マザー・テレサ
「ヒロシマに多大な苦痛をもたらした恐るべき罪悪が二度と起こらないよう、神がわれわれ一人ひとりを愛するように互いに愛し合いましょう」
「愛と祈りの行為が平和の行為であることを忘れないようにしましょう」
✿ゴルバチョフ元大統領
「歳月がヒロシマの悲劇の痛みを和らげることはできませんでした」
「このことは決して繰り返してはなりません」
「私たちは原子爆弾の犠牲者のことを決して忘れてはなりません」
✿ダライ・ラマ14世
「(平和記念資料館の印象について)本当におそろしい広島の模様をそこで見た」
「核兵器が、絶対的な権力を持っており、激情にかられ理性の入る余地のない人たちの手に入ったらどうなるのか」
「非武装化された世界を目指すべきだ。そのためには、私たちの世代がそのための考えをとりまとめなければならない」
✿ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリンのギタリスト)
「戦後70年間、広島が被爆したことは全世界の人の心にあり続けた。平和を祈りたい」
「(「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文について)犠牲者の気持ちを思い、いまを生きる私たちが平和を守るということですね」
✿オリバー・ストーン監督
「いまここであの日の瞬間、爆風を感じている」
「瀕死(ひんし)の被爆者がさまよっていた。父と母の姿も見えた。川に浮き沈みする遺体も見えた」
「若い世代は、広島についてもっと学ぶべきだ。僕だって5、6年前まで広島の歴史を知らなかった」
✿バラク・オバマ前アメリカ大統領
「71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。閃光と炎の壁がこの街を破壊し、人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことがはっきりと示されたのです」
「私たちは、それほど遠くないある過去に恐ろしい力が解き放たれたことに思いをはせるため、ここにやって来ました」
「世界はこの広島によって一変しました。未来において広島と長崎は、核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られることでしょう」
✿「核兵器禁止条約」前文より
核兵器のあらゆる使用によって引き起こされる壊滅的な人道上の結末を深く懸念し、核兵器を全廃する必要があると認識する。全廃こそが、いかなる状況でも核兵器が二度と使われないことを保証する唯一の方法である。
核兵器の使用による被害者(ヒバクシャ)と核実験によって影響を受けた人々にもたらされた受け入れ難い苦しみと危害に留意する。
日本病と心中するアベノコクソウ
【原発と原爆】戦後日本の原子力問題 背後にあったアメリカの核戦略|ABEMAドキュメンタリー https://youtu.be/t9Q_N-Q15WY @YouTubeより
【伊藤貫の真剣な雑談】第8回「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」[桜R4/8/6] https://youtu.be/u1HLkVOAkL4 @YouTubeより
原子力盗聴怪獣デバガメ3邪神を核査察せよ!
核密教伝承館が洛北大学の学生牢敷地に建設される計画
三浦春馬の暗号
なぜ、特攻隊は、特攻隊を「志願」したのか。あるものが、怖かったからだ。
しかしお母さん。考えて見てください。今日私が特攻隊で行かなければどうなると思いますか。
戦争はこの日本本土まで迫って、この世の中で一番好きだった母さんが死なれるから私が行くのですよ。
母さん。今日私が特攻隊で行かなければ、年をとられたお父さんまで、銃をとるようになりますよ。
だからね。お母さん。今日私が戦死したからといってどうか涙だけは耐えてくださいね。
でもやっぱりだめだろうな。お母さんは優しい人だったから。
お母さん、私はどんな敵だって怖くはありません。
私が一番怖いのは、母さんの涙です。
『映画 太陽の子』本編映像〜研究内容が明らかに!研究室の一幕編〜 https://youtu.be/xUWFu2nSXv8 @YouTubeより
原発問題への意見「削って」
広島市推進の被爆伝承事業
宮崎園子 朝日新聞 2019年3月12日12時16分
https://digital.asahi.com/.../ASM3755T6M37PITB01L.html...
原発問題については発言を控えて――。
広島市の「被爆体験伝承者養成事業」に参加し、被爆者の体験や思いを県内外に伝える活動に取り組む伝承者たちに、市側がそんな要請をしているケースがある。市担当者は「様々な意見がある問題だから」と説明するが、当事者は「議論を避けるのはおかしい」と憤る。
被爆者は今、核兵器と人類の関係は…核といのちを考える
ある伝承者は2年前、伝承講話で使う原稿を書いた後、市の担当職員に一部書き直しを求められた。
「原子力発電用の原子炉は、事故や軍事目的への転用が世界的に危ぶまれています」「核は、人間の手でコントロールできない」など、原発について述べた部分を削ってほしいという。
被爆者の体験を述べた後、伝承者としての自分の意見を述べる、と前置きした上で書いた文章。
理由を聞くと、
担当者の説明は
「いろんな立場やいろんな考えの人がいる」
だった。
活動を通じ、多くの被爆者たちから体験や、核廃絶への思いを直接聞いてきた。
福島原発事故を案じる人、
「原子力の平和利用」を否定しなかったことを後悔する人。
「被爆者たちは、
70年以上前の昔話をしているのではないんだ」
彼らが
「核と人類は共存できない」
と訴えるとき、
それは核兵器のことだけを言っているのではないと理解した。
なぜだめなのか。
仲間に疑問をはき出すと、
数人は
「面倒だから最初から原発について書いていない」
と言ったという。
別の伝承者は言う。
「放射線被害を受けたまちとして、原発の問題にも真摯(しんし)に向き合うのがあるべき姿。異論や議論を怖がっていたら、無関心を生むだけだ」
伝承事業に参加し、放射線について学ぶうちに、
「核の被害」
を広くとらえられるようになった。
「思いを継ぐ私たちの思いを排除するなら、伝承者養成などせず、被爆者の証言映像を上映するだけでいいのではないですか」
広島市平和推進課の中川治昭・被爆体験継承担当課長は
「伝承事業の目的はあくまで被爆者の体験と思いを伝えて頂くこと。被爆者の思いに沿っているかは基準の一つだ」
と説明する。
原稿の書き直し要請については、
「伝承者の思いをそぐような権限はない。そういう思いをした人がいるなら残念だ」
と話した。(宮崎園子)
スナイパーによる狙撃!?【8/6ウィークエンドライブ⑥】 https://youtu.be/IC4dYRCs1Ok @YouTubeより
暗殺と訪台軍事演習全て繋がる?【8/6ウィークエンドライブ⑤】 https://youtu.be/ylq_kzAfY70 @YouTubeより
【広島型の330倍】東京に核爆弾を落とされるとどうなるのか? https://youtu.be/MBQt-LWd1ws @YouTubeより
日本の原子力政策の骨格を形作る核燃料サイクル事業は、青森県六ケ所村の再処理施設がほとんど動かないことに象徴されるように、完全な失敗の歴史を刻みつつある。同じ原子力をめぐるサイクルの話でも、汚染された原子力マネー・サイクルの一端が関西電力と福井県高浜町との間で露見した。
関西電力の役員ら20人が7年間で、高浜町の森山栄治元助役(故人)から3億2千万円を受け取っていた。関西電力が高浜町の土木建築会社「吉田開発」に原発関連工事を発注、吉田開発は森山元助役に裏金を渡し、森山元助役はその裏金の中から関西電力の八木誠会長らにせっせとカネを送っていたという構造だ。
私は過去に、この構造とは少し異なった汚染原子力マネーの実態のひとつを取材したことがある。まさに六ケ所村の再処理施設をめぐるマネー・サイクルの事例で、30年以上にわたる私の新聞記者活動の中で最大級の驚きをもってノートにメモを走らせた案件だ。
その内容はあまりに衝撃的かつ奇天烈な話だったため、私の担当デスクは新聞掲載に二の足を踏んでしまい、ついにボツになったという代物だ。しかし、私が生きている限りいつかは社会に出さなければならないネタの一つだ。そして今ここに明らかにする。
日本原燃の核燃料再処理工場=2008年5月11日
「私は、選挙はすべて買収で当選してきました」
少し古い話で恐縮だが、2008年、私は朝日新聞東京本社の経済部で地方経済を担当していた。「列島けいざい」という大型のコラム欄を持ち、1か月に1回、日本列島各地が抱える経済問題を掘り下げて取材、記事化していた。私は、同年6月のコラムでまさに「核燃マネー」を取り上げることにした。
前月の5月中旬、ほぼ2週間にわたって下北半島を中心に青森県を歩き回り、同13日午後1時、私は六ケ所村の元有力村議の自宅を訪ねた。以前から青森県の原子力事業と地域コミュニティの関係を研究していた東北大学の研究者の紹介を受けて取材を了承してもらっていたものだ。
家人はいなかったと記憶している。元有力村議は外に開け放した居間で私と向かい合ってあぐらをかくと、あいさつもそこそこにいきなり切り出した。
「私は、選挙はすべて買収で当選してきました」
六ケ所村に落ちる巨額の核燃マネーの取材という趣旨は確かにこの元村議に伝わっていたが、私は数秒の間、言葉の意味をつかみ損ね、元村議が何を言ったのか聞き返してしまった。
「私は、選挙は買収で当選してきました」
元村議は同じ趣旨の言葉を繰り返し、驚くべきマネー・サイクルの構造を説明し始めた。元村議が私に説明した話を何の脚色もなくそのまま書き記そう。
議員歳費は買収費用に、談合で入る利益で生活費
長年議員を務めていた元村議は、すべての選挙を買収で通した。村発注事業の請負会社を経営していた元村議は、4年間でほぼ1500万円になる議員歳費をすべて買収費用に充てた。有権者ひとり3万円で500票集めれば当選できた。
買収方法は、有権者を自宅に呼ぶか直接訪ねるかして、1対1の時にカネを渡す。その際に酒が入るケースも多い。また、元村議が経営していた会社は村の有力な公共事業指名業者だった。
「カネは談合で入ってくる。公共事業は自分たちで決めるんだから、談合なんて簡単だ」
元村議はそう説明した。六ケ所村には、村発注の公共事業を受注する土建業者がやたら多かった。元村議によると、談合で入ってくる利益で生活費などをまかない、議員歳費を買収資金に回すという構造だ。
このころ2007年度の六ケ所村の歳入予算の構造を見てみると、約101億円のうち20%は再処理施設などのために国から交付された電源3法交付金、40%は同施設などからの固定資産税収入だった。つまり、核燃サイクル関連のカネがぐるりと回り、最終的には議員歳費が買収資金に化けて、選挙民に落ちている構造である。
関西電力と高浜町の場合には原子力マネーが電力会社に環流している構造だが、六ケ所村の場合には、核燃マネーが選挙の買収資金に化けている構図だ。
これらの資金は元はと言えば消費者の電気料金。原子力マネーや核燃マネーがいかに国のエネルギー政策を歪め、地域の民主主義を蝕んでいるかがわかる。
元村議の居間を辞してちょうど1週間後の5月20日夜7時、私は六ケ所村では知る人ぞ知る「選挙ブローカー」を訪ねた。「選挙ブローカー」と言っても、飲食店を経営する気っ風の良さそうな村の有力者で、私の質問に対してほとんど真っ正直な答えを返してくれた。
「村長選では3億から4億はかかったな。だけど、それだけかけても、当選すれば何10億と入ってくるからね」
過去に村長選の選挙参謀を務めた時の経験を披露した有力者は、さらに驚くべき選挙買収のノウハウを語り始めた。
「村長選では、買収金額はやはりひとり3万円だった。5000票を目標にして1億5000万円ぐらいはかかったね」
さすがに「知る人ぞ知る」買収のプロの話だった。
「だれがカネをもらい、だれに入れたかは自分は全部わかったね。私は、だれに投票するかあやふやで、ちょっと危ないなと思ったところは自分で訪ねたよ。6人家族であれば、18万円用意する。『今回は向こうに入れたい』などという話をし出したら、まずひとり5万円に上げるんだ。それから、告示と同時に不在者投票させる。車に乗せて投票所まで同行して、投票箱まで付き添うんだ。その間に、投票用紙を脇からのぞき込む。これらのカネが1週間のうちに村の中を動き回るんだ。今はないが、かつては自治会役員選挙や農協役員の選挙にまでカネが動いていたよ」
買収方法とそのカネの「活かし方」をここまで赤裸々に明かしてくれる「プロ」はなかなかいない。
とこの有力者は明るく付け加えたが、妙に説得力のあるブラックジョークだった。
再処理施設をはじめとする六ヶ所村の核燃料サイクル施設は、巨額の電源3法交付金などと引き替えに立地された。また、再処理施設などが誘致される前に、六ケ所村を中心とする下北半島に展開された「むつ小川原開発」は、1970年代前半から土地買収などをめぐって、陰に陽にカネを村々にばらまいた。
そのカネばらまきの歴史の中で生成してきた民主主義の毒の花が買収選挙だった。実を言えば日本のあちこちに見られる形態ではあるが、日本の重要国策との絡みでこれほどの典型例はないだろう。
原子力マネー、核燃マネーはかくも地域の民主主義を痛めつけてきた。さらに関西電力と高浜町のケースは日本経済や日本社会に対する信頼感、規範といったものまで危機にさらす問題だ。
ではここで視点を変えて、六ケ所村の再処理施設について、人類の生存の問題にまでかかわるような話をしよう。これはマネーの話ではないが、やはり欺瞞に満ちた日本の原子力行政が人類の危機を呼ぶ話だ。
まず、私の根本的な疑念に耳を傾けていただきたい。
東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐって、強制起訴された勝俣恒久元会長ら3人が東京地裁から無罪の判決を言い渡されたが、この裁判の争点自体、もう一度出発地点から問われるべきなのではないだろうか。
というのは、この裁判は「巨大津波は予測できたか」あるいは「予測できなかったか」という点をめぐって争われたが、そもそも福島第一原発は津波の到来前に、地震の揺れだけで壊れていたのではないか、という疑いが濃厚になっているからだ。
木村俊雄・元東電原子炉設計管理担当が『文藝春秋』9月号に寄稿した論考によると、東電が新たに開示したデータに基づき、「メルトダウンの第一の原因は、『津波』ではなく『地震動』だった可能性が極めて高い」という結論が導き出された。
実は、津波襲来前に地震動だけで原子炉が壊れていたのではないかという疑いは国会事故調査委員会の委員だった田中三彦氏により当初から提示されていた。田中氏はその当時明らかになっていたデータを駆使してそのことを証明しようとしたが、決定的なデータがなく合理的な疑問の提示にとどまっていた。
それが今回、新たなテータに基づく木村氏の分析によって、ほとんど確定的になった。
しかし、今回の裁判の争点を見てもわかるように、福島第一原発の原子炉が壊れてメルトダウンしたのは津波で電源を失ったことが原因という見方がほとんど決定的なまでに流布してしまっている。なぜだろうか。地震動がメルトダウンの真の原因であるとすれば、すべての原子力施設の耐震設計基準をさらに見直さなければならなくなるため、すべての原発は即時運転停止となってしまうからだ。
3・11の前から『AERA』誌に所属していた私は当初から田中氏の分析を積極的に紹介していたため、電力会社や経産省を中心に田中氏の「地震動原因説」を極力無視している様子がよくわかった。原発を続けていくためには「地震動原因説」は絶対にあってはならないからだ。
ここで六ケ所村の再処理施設に話を戻すと、実はこの施設の耐震設計基準は驚くほど低い。再処理施設だけではなく、同じ下北半島に建っている東北電力の東通原発、建設中の東京電力・東通原発、電源開発の大間原発も全国の原発に比べて格段に低い。
なぜだろうか。再処理施設を運営する日本原燃が、下北半島の近くには警戒を要する活断層は存在しないと、かつての原子力安全・保安院に報告、その報告をチェックする保安院と当時の原子力安全委員会がそのまま認めてしまったからだ。
AERA2012年2月6日号から
原子力施設の耐震指針は、3・11前の2006年9月に大幅改定された。既設の原発や再処理施設については、新指針に基づいてバックチェックと呼ばれる耐震安全性の再評価を行うことが電力会社や日本原燃に指示された。下北半島の原子力施設の再評価報告を検討したのは、原子力安全委員会の地震・地震動評価委員会及び施設健全性評価委員会のワーキンググループ(WG)のひとつ、WG4だった。
しかし、このWG4の議論は最後まで紛糾した。
「私はまとめには納得しておりませんので、皆さんがそうお思いになるのなら、それで結構ですが、私は一委員としては納得しておりません」
2010年8月30日、WG4の席上、こう発言したのは、地球惑星科学専攻の池田安隆・東京大学大学院准教授(当時、現奈良大学教授)だった。池田氏は、下北半島の東沖合を100キロ以上の長さにわたって走る巨大な大陸棚外縁断層が危険な活断層であることをWG4の会合があるごとに何度も指摘していた。
池田氏は、第34回のこの日の会合で、活断層ではないとする日本原燃側の報告を通そうとする山崎晴雄・WG4主査のまとめに反論した。首都大学東京教授の山崎氏は、旧通産省地質調査所の出身だ。
「学問の世界では、下北半島東の大陸棚外縁断層は99%活断層です。原子力安全委員会は常識的な判断をしていません。だれが考えても非常識だ。こういう判断がまかり通っているということに本当に驚いています」
かつて話を聞きに行った私に対して、池田氏はこう憤っていた。「普通、自動車保険や火災保険の場合、危険率が1%以下でも保険をかけるでしょう。それが、防災上99%危険なのに保険をかけないとはどういうことですか」とも話した。
さらに東通原発近くの地点で、地下6000メートルまで人工地震探査をしてみた結果、池田氏は、驚くべきことが強く推測されると指摘した。下北半島の東を走る大陸棚外縁断層はそのまま半島の西の方へ深く斜めに切れ込み、ほとんど陸奥湾あたりまで入り込んで、再処理施設や東通原発のある半島の細い首の部分は、この断層の上にそっくりそのまま乗っかった状態だ、というのだ。
池田氏によれば、大陸棚外縁断層は数千年に一度は動くという。すぐには動かないのではないかとも思えるが、千年に一度と言われる東日本大震災は2011年に起きた。一度動けば、取り返しのつかない事態となる。
これほど大きな危険が予測されながら、日本原燃や保安院、原子力安全委員会は、なぜ大陸棚外縁断層を活断層と認めなかったのだろうか。
原発30基分の使用済み核燃料
超高濃度の高レベル放射性廃液からガラス固化体を製造する再処理施設内のセル(小部屋)は超高濃度に汚染されているために人間が入ることができず、遠隔操作で作業を行っている。つまり、再処理施設はすでに相当汚染されているために、人間が近づけないセルが数多くあり、耐震補強工事は不可能なのだ。
東通原発や大間原発の耐震基準が低いのも、そんな再処理施設の基準に合わせなければならなかったからだ。
しかし、原発に比べても再処理施設の危険性は飛び抜けて高い。六ケ所村の再処理施設敷地内にたまっている使用済み核燃料は約3000トン、原発30基分だ。本格稼働すれば、通常の原発から出る放射能1年分を1日で出すとされる。
万が一ではなく、数千年に一度の大陸棚外縁断層の動きが始まり、再処理施設が破壊された場合、その影響は地球の北半球全体の生物に及び、人類の生存にもかかわってくると言われる。日本の原子力関係者、政治家は人類に対してどういう責任を取るつもりなのだろうか。
再処理施設と並んで核燃サイクルの要の施設だった高速増殖炉の原型炉もんじゅはすでに廃炉が決まっている。政府は代わりに、ウラン・プルトニウム混合燃料(MOX)を軽水炉で燃やすプルサーマル計画で核燃サイクルを維持しようとしているが、MOX燃料は格段に高価で経済性が成り立たない。
政府はなぜここまで核燃サイクル事業にこだわるのだろうか。
核保有能力を温存する
佐藤栄作政権時代の「1969年9月25日」の日付がある「わが国の外交政策大綱」という文書がある。1994年8月に明らかになった外務省の外交政策委員会の極秘文書だ。そこにはこう書かれている。
「当面核兵器は保有しない政策をとるが、核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持するとともにこれに対する掣肘を受けないよう配慮する」
「核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャル」というのは、核兵器用の純度の高いプルトニウムが抽出できる再処理施設のことだ。日本の核武装については、日本政府は岸信介内閣以来、憲法9条に違反しないという解釈を取っている。ただ、米国が容認しないだけの話だ。
佐藤栄作首相は当時のジョンソン米国大統領に日本が核兵器を保有することを打診、ジョンソン大統領はそれを認めず、代わりに再処理施設の建設を認めたという経緯がある。このため、再処理施設は核保有国の5大国以外では日本だけが保有、核兵器の潜在的保有願望を持つ保守層にとっては隠れた「虎の子」となっているのだ。
もうひとつ、核燃サイクル事業を手放せない事情は経済的なものだ。現在、全国の原発サイトに置いてある使用済み核燃料は、プルトニウムを取り出す再処理施設があるためにバランスシートの資産勘定に入っている。これから再処理施設に売ることになる資産だからだ
ところが、再処理施設がなくなってしまえば何の価値も持たない危険なゴミと化し、資産勘定から負債勘定に移ることになる。莫大な損失となり、このロスに耐えうる電力会社は恐らく1社もない。
日本の核燃サイクル事業は事業としては完全な失敗、その核燃マネーは地域の民主主義を破壊し、再処理施設は人類の生存に脅威を与えるほどの危険物となっている。しかし、それにもかかわらず事業は日本の政治経済に骨絡みにしがみついている。
本来であれば、日本の政治はこの骨絡みを解いて新しいエネルギー供給体制の構築を目指さなければならないが、現在の安倍政権にはそれをやる気はまるでない。ないどころか、問題の所在さえ理解していないだろう。まったく新しい政治体制が望まれる由縁である。
そして、8月9日もやってくる
【皇室の祖先神、天照大神は本当に「女性」なのか?】
皇室の祖先神は天照大神。
皇居・宮中三殿の中央にある賢所〔かしこどころ〕に祀られている。伊勢神宮(内宮〔ないくう〕)のご祭神〔さいじん〕であることは改めて言うまでもない。表記は天照大御神、天照坐皇大神など。その性別は「女性」とされている。
日本神話の最高神であり、皇室の祖先神が“女性”というのは、男尊女卑、女性差別的な価値観とはかけ離れた、ユニークな事実だろう。
ところで、天照大神が女性というのは、何故そのように言えるのか? 念の為に、手短におさらいしておく。
正式な国家の歴史書(正史)である『日本書紀』の記述を見ると、性別を知る次のような手がかりがある。
①神名が「大日レイ(雨+口×3+女)貴〔おおひるめのむち〕」「天照大日レイ(同前)尊〔あまてらすおおひるめのみこと〕」(肝心な“レイ〔雨+口×3+女〕”という漢字が特殊な文字なので、ちゃんと変換できず、残念。諸橋轍次氏『大漢和辞典』第3巻、773ページなど参照)と表記されている。これは、『万葉集』に「天照日女之命〔あまてらすひるめのみこと〕「指上日女之命〔さしのぼるひるめのみこと〕」(巻二、167番歌)とあるのに対応し、“女性”であることを示す。
②弟神の素戔嗚尊〔すさのおのみこと〕の来訪に対し、警戒して対面する場面で、髪型を男性の髪型(髻〔みずら〕)に変更し、女性が穿〔は〕く裳〔も〕を縛って男性が穿く袴〔はかま〕のようにした。
③素戔嗚尊から「姉〔なねのみこと〕」と呼ばれている。正史ではないが、『日本書紀』(720年)よりも前に成立した『古事記』(712年)でも、上記の②はほぼ共通している(但し裳を袴のように縛り直す場面は描かれていない)。なお、「日女之命」という表記がある『万葉集』中の和歌は、草壁皇子が亡くなられた時(689年)に柿本人麻呂が詠んだもの。
以上から、天照大神が“女性”であることは疑う余地がないだろう。ちなみに、『日本書紀』では高皇産霊尊〔たかみむすひのみこと〕について「皇祖〔みおや〕」と明記している。
これは、天照大神の孫(天孫)として天上から地上に降臨した瓊瓊杵尊〔ににぎのみこと〕の“母親”が、高皇産霊尊の娘・栲幡千千姫〔たくはたちぢひめ〕だったことによる。つまり女系(!)を介した“皇祖”ということだ。
シナ男系主義の大きな影響を受けていた『日本書紀』でさえも、「女性」「女系」の“皇祖神”を明記していた事実は、興味深い。もちろん、神話と歴史は混同すべきではないものの、日本神話にわが国“本来”の価値観・世界観が反映していることも、見逃せないだろう。
【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/
先制攻撃は仕掛けられた
"おかまリークス【核戦争の危機は去ったか?ロシアウクライナ紛争で姿を現した「縄文砂の城」、一万年の平和機構を導いた謎のオルタナティブ平和政体。「縄文砂の城」のサバイバルを何世代にもわたり経験したフランシスとナタリー、蒼き狼と白い牝鹿(アシナ伝説)を一万年にわたって生き抜いたその物語がいま語り始められる。】" by 髭美人ジャンポール小百合@筆談ホスト. ⚓ https://bit.ly/3x4Awsu
ウクライナ神社で日本の核武装・先制攻撃・戦勝祈願が行われる日が来る。ウクライナ神社のかなまら祭で核弾頭搭載の祈願、欲しがります勝つまでは。
前回までのながれ:ロシアウクライナ紛争で姿を現す謎の平和政体「縄文砂の城」、エルシャローム平安京に匹敵する古代日本の縄文システムが暴かれる。閑院流鴨のうえしたに匹敵するさる筋「かなまらの左右衛門」があらわれ、日本の核武装を語り去っていった。余命ゼミで仄聞されたその驚くべき内容は、ウクライナへのロシアによる限定戦術核使用の危険性とからめて論じられ、ロシアの「双頭の鷲(ロシアの悩みを聞いてやれ」」という内容でまとめられた。そこではさらに驚くべきことに、ロシア三分割案が俎上に上がり、縄文時代から築き上げた古代日本の平和機構「双頭の鷲」がその統治機構に組み込まれているという。さらに謎の深まる平和政体「縄文砂の城」の解明が求められる?
今回のトピックス:ウクライナに対するロシアの電撃的侵攻から1か月半がたったいま、核戦争の危機は去ったか?ロシアウクライナ紛争の情報をもたらす工作員「モスクワの鳩」がウクライナ現地で入手した極秘仄聞情報「縄文砂の城」についての解明の一端が開きつつある。一万年の平和機構を導いた謎のオルタナティブ平和政体。「縄文砂の城」のサバイバルを何世代にもわたり経験したフランシスとナタリーによって、「蒼き狼と白い牝鹿(アシナ伝説)」を一万年にわたって生き抜いたその物語がいま語り始められる。フランシスとナタリーの実子である浦島フランソワが、平和政体「縄文砂の城」の嫡嗣を名乗り出ることによって、平和機構のカギである神社としめ縄がウクライナにもたらされる。「ウクライナ神社」において平和祈願が行われ、その平和知識が「余命ゼミナール」に仄聞情報としてもたらされるも、ウクライナ・オリガルヒとアゾフ部隊の下請けをする「ウクライナのシロアリ」が敵対勢力として浦島フランソワに立ちはだかり、平和の聖典「ウクライナ神社」を、核武装・先制攻撃・情報ハイブリッド戦の戦勝祈願のための軍事施設として改変してしまう勢いであるという。浦島フランソワの運命やいかに?ウクライナ・ロシア情勢を注意深く見守り、適宜に極秘強制指令をだしつづける謎の平和政体「縄文砂の城」。ウクライナ神社で日本の核武装・先制攻撃・戦勝祈願が行われる日が来てしまうのか。ウクライナ神社のかなまら祭で核弾頭搭載の祈願、欲しがります勝つまでは。核戦争の危機が迫る中で、神社としめ縄を科学する古代縄文物理は突破口を見出せるのか?手に汗を握る攻防戦が待ち受けている。
京都緑龍会の霊脈をつぐ京都折田繪小鉄久美。アラカツ平和機構がカギを開ける黄金伝説。エルシャローム平安京のポジション取りをするオルボンヌシステム、エコルミヤダイ、そして愛の援交キャラバンが番組をつくっています。
#ムーンショットでゴー
#【養子縁組によって国民が誰でも皇族になれるという斬新プラン】
先日、さる方から皇位の安定継承を巡って質問を戴いた。
その方は、側室不在で非嫡出・非嫡系による皇位の継承可能性が排除された条件下では、いつまでも男系限定を維持できないことは理解されており、いずれ女系継承を容認しなければならないことも分かっておられる。しかし、可能な限り男系維持の為の努力をすべきだという立場だ。
私が先方からの質問を受けて、その質問内容に限定した範囲で回答するという形で、長文によるやり取りを何回か繰り返した。その内容を圧縮・再整理して紹介すれば以下の通り。
質問=旧宮家系国民男性は誰も皇籍取得する意思を持っていないという意見がある。しかし、対象者全員にその意思が全くないと断言できるのか。できるなら、その確かな根拠を教えて欲しい。もしその根拠が完璧なものでなければ、たとえ僅かな可能性でも意思を持っている当事者がいるかも知れないので、旧宮家系男性の養子縁組プランという選択肢も全面的には除外できないのではないか。
回答=当事者の意思以前に、対象者は全て(憲法第1章が優先的に適用される皇室の方々ではなく)憲法第3章が全面的に適用される国民なので、養子縁組プランは特定の血筋・家柄の国民“だけ”が特権的に養子縁組によって皇籍を取得できる制度になり、憲法が禁じた「門地による差別」(第14条)に該当するので認められない。
質問=しかし、皇后陛下をはじめ、上皇后陛下や各妃殿下方も皆様、元は国民だった方々ばかりだ。それでも皇族になられて、違憲という問題も生じていない。同じようなやり方はできないのか。
回答=皇后陛下などご婚姻によって皇族になられる場合、対象者に特定の血統・家柄という限定がないので「門地による差別」に当たらず、憲法違反にはならない。しかし、養子縁組プランの場合は、対象者を旧宮家系男性あるいは「皇統に属する男系の男子」に限定しており、この限定がある以上、憲法違反を免れない(男性に限定すれば“性別による差別”にも当たる。同じく憲法第14条)。
質問=ならば養子縁組プランでも、制度上は全ての制限を外して国民は誰でも(血統も性別も関係なく)養子縁組で皇族になれる仕組みを作り、実際の運用において旧宮家系男性に限定すれば、憲法違反を免れることができるのではないか。
回答=そのような欺瞞的な制度運用を図った場合、違憲逃れの見え透いた隠れ簑であることがたちどころに見破られ、皇室への信頼感、素直な敬愛の気持ちが決定的に損なわれることは、火を見るよりも明らだ。その上、制度の仕組み通りに運用される可能性を一切排除することは難しく、皇室の尊厳と存続自体の深刻な危機を招きかねない。
――以上のやり取りの末、先方はご自身のプランに「実に様々な問題がありそう」と率直に認められ、「さらに深く考えて参りたい」と再考をしっかり約束してくれた。いささか時間を取られたが、全く時間の空費でもなかっただろう…と信じたい。国民が“誰でも”養子縁組で皇族になれるプランを持ち出された時には、さすがに少し呆れたが。
皇室の品格、尊厳、聖域性を本気で重んじようとするのか。目先だけの誤魔化しに逃げ込まず、根本的な解決策を真剣に求めようとするのか。
そこが問われる。
【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/
先制攻撃は仕掛けられた
先制攻撃は仕掛けられた
高村薫 『神の火〔上〕』 | 新潮社 https://www.shinchosha.co.jp/book/134712/
原発技術者だったかつて、極秘情報をソヴィエトに流していた島田。謀略の日々に訣別し、全てを捨て平穏な日々を選んだ彼は、己れをスパイに仕立てた男と再会した時から、幼馴染みの日野と共に、謎に包まれた原発襲撃プラン〈トロイ計画〉を巡る、苛烈な諜報戦に巻き込まれることになった……。国際政治の激流に翻弄される男達の熱いドラマ。全面改稿、加筆400枚による文庫化!
高村薫 『神の火〔下〕』 | 新潮社 https://www.shinchosha.co.jp/book/134713/
スパイ小説と危機小説の見事な融合! 苛烈な諜報戦が沸点に達した時、破天荒な原発襲撃計画が動きだした――。 〈トロイ計画〉の鍵を握るマイクロフィルムを島田は入手した。CIA・KGB・北朝鮮情報部・日本公安警察……4国の諜報機関の駆け引きが苛烈さを増す中、彼は追い詰められてゆく。最後の頼みの取引も失敗した今、彼と日野は、プランなき「原発襲撃」へ動きだした――。完璧な防御網を突破して、現代の神殿の奥深く、静かに燃えるプロメテウスの火を、彼らは解き放つことができるか?
●J-PARC2125(ジェイパーク2125核査察)
https://drive.google.com/open?id=19DvtIz5bMBEauLO93LlmuAiVAvfZ7pN_
●【ジェイパークを生み出すチカラ #J_PARC】
https://j-parc2125.blogspot.com
●数理系シャーマン編集局 「数理系シャーマン」がいざなう日本の原子力魔界探訪
https://note.com/2018_08_blog
●レムリアの扉 - オカルト科学捜査一課
https://llemuriangate.blogspot.com
●時空警察TCC 核密教エクソシスト、核と悪霊の事件簿
https://tccpolice.hatenablog.com
1986年 チェルノブイリ事故
1987年 水戸巌父子3人(反原発活動家)アルプス遭難死亡
1994年 五條氏母死亡
1995年 もんじゅ事故、オウムサリン事件、阪神淡路大震災
1996年 旧動燃西村次長自殺
1997年 東電OL事件、東海村ジェイパーク名称採用(五條氏本人に関すること)
1999年 盗聴法成立、JCO事故
2001年 特殊法人改革法案制定
2002年 石井こうき議員殺害事件
2011年 フクシマ311災害
2016年 群発地震「骨壺2125」(五條氏に関すること)
2018年 五條氏父死去
核地政学に蠢くゲンパツ金目経
私は原子力研究機関にいたとき、東海村の原子力施設にJ-PARCジェイパークという名前を付けました。この施設は運用者の考え方次第で潜在的に核兵器開発になりえます。パークは公園です。つまり、核兵器開発施設にもなりうる研究者の遊園地です。私は東海村を20年以上前にでましたが、ジェイパークと言う施設はいまも稼働しています。現実にはなにがおこなわれているのでしょう?神のみが知る、です。